年のはじまりに

【今日のひとこと】 2013年1月28日

(山邊恵介・5期塾生)

育成塾のみなさま、寒中見舞い申し上げます
本年もみなさまにとってよい年でありますように。
さて、センター試験は終わりましたが、2次試験は目前ですし、高校入試も然り。
大忙しの方もいらっしゃることでしょう。

私事で恐縮ですが、私は通っていた進学校を辞し、通信制の高校に通いながら働いています。
というのも、課題の量に圧倒され(それごときでですが・・・)、学校の健康診断で引っかかり、よくよく調べると「疲労性複合体調不良」との診断。いわゆる「過労」診断・・・

お医者は「3ヶ月ほどお休みをもらいましょう。」
私は「あちゃー」
学校は「じゃあ、留年ということでよろしく」

よもや、留年などという言葉が出てくるとは思わず、
私は驚きのあまり耳を疑い、結果、左耳が聞こえなくなりました。

久しぶりに学校に行くと、一も二も無く
「これ、今月の課題ね。早く追いついてもらわないと。」

その瞬間に「ココで出来ることより、ココで出来ないことをしよう」と思いました。
それで、進学校から逃げ出して、社会にヒョコッと顔を出したわけです。

そのなかで、感じるのは、働くって理屈抜きにすごいことだということです。私の職場は、外国のお客様が多く、仕事の8割は英語での会話になります。

私は幸い英語が「好き」だったので、何とかやっていますが、
職場のオーナーは「ドルとユーロを使えるようにしよう」と発案、
「やってるうちにコツを掴むさ」と早速導入。
2ヵ月後売り上げは3倍にまで伸びました。

色々、考えるのではなく感覚と経験の中から効率のよい方法を編み出し、働く。
働いている人って、みんな「研究者」なんですね。
難しい数式や記号を操るものだけが「研究者」ではないのです。
ちょっと忘れている人もいるかもしれません。
働けば、研究者。

年の初めに一言です。

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