【今日のひとこと】 | 2012年10月4日 |
(若林 一・富士Calm)
人材開発センター 富士研修所(富士Calm)の若林です。「創造性の育成塾」は第1回目から富士Calmをご利用いただき、今回で7回目となりました。今回、生物の再生実験の授業で使うプラナリア数匹とシャーレーなどの道具を分けていただいたので、松田良一先生の授業をネットで確認しながら実際に実験を行ったのでご紹介します。
実験に必要なもの
プラナリア1匹=13匹いただいたうち、大きく元気に動いていたもの
シャーレー=観察及び飼育用
スポイト=プラナリアを吸い上げて、ろ紙の上に移すときに使用
カミソリ=授業では医療用のメスを使用
ろ紙=富士Calmの紙のコースターで代用
ミネラルウォーター=富士山仙水(授業でも使用)
切断はろ紙の代わりにコースターを使用。スポイトでプラナリアを吸い上げてコースターの上に移す。
ろ紙から水分だけを吸い取ってプラナリアを動けなくして切断する。
切断したプラナリアをシャーレーに移したところ。切断した箇所は黒ずんで痛々しそうである。
切断後5日経過したプラナリア (写真下)
切断した箇所から透明な組織が再生されている。
切断後8日経過したプラナリア
頭部は完全に再生した。(写真左下) 尾部は目の再生が確認されたが、再生されていた尾の透明な組織が無くなり丸くなってしまった。(写真右下)
頭部を再生するために一旦再生されていた尾の組織を使ってしまったのか。
実験は残念ながらここで終了してしまったが、持ち帰ったプラナリアの飼育を継続し、再生させて増やしている塾生もいるとのこと。
今回の実験を通じ、再生医療への興味を深め、科学において社会へ貢献する塾生が輩出されることを期待します。
木村円香様
コメント投稿有難うございます。
システムの都合で、コメントが反映されるのが遅くなり申し訳ありませんでした。
(只今システムは改善されています)
これからも、書き込みを宜しくお願いいたします。
学校にあるプラナリアは、最初4匹でしたが、2匹分裂して今6匹になっています。
その分裂したプラナリアの観察も毎日の世話と一緒に行っています。
やはり、若林さんの切断実験と同じように、分裂してから約1週間した1匹は、頭部はほぼ完全に再生し、尾部は目の再生は確認されましたが、再生された尾の透明な組織が無くなり、丸くなってしまいました。
尚、もう1匹は、分裂してから1日しかたっていないので、まだ変化は見られません。
これからは、若林さんの報告を参考にして、分裂したプラナリアを中心に、観察をしたいと思います。