【今日のひとこと】 | 2016年8月10日 |
(渋井理・9期塾生)
皆さんこんにちは。第9期生の渋井理です。第11回創造性の育成塾に参加された皆さん、お疲れさまでした。
僕は8月1日から5日間JAXA相模原キャンパスで開催された、「君が作る宇宙ミッション」通称きみっしょんに参加しました。
きみっしょんは、高校生を対象にした研究体験型のプログラムです。 数名のチームを組んで、仲間と共に1つのミッションを作りあげます。チームにはそれぞれ人工衛星などで名前が付けられる前の呼び名(「はやぶさ」の場合、「MUSES-C」です。)になぞらえたチーム名が付けられ、僕は「MUSES」チームになりました。
僕のチームでは、「土星の衛星、タイタンにおける生命探査及び、地球外生物の技術応用」というミッションを作成しました。
ミッションの具体的な内容は割愛させていただきますが、充実した環境の中で、宇宙のことを専門にした大学院生のスタッフの方々のサポートのもと、宇宙好きの高校生たちと五日間論議を重ねて自分たちのミッションを作り上げるのは大きな達成感がありました。また「はやぶさ」のキセノンイオンエンジンの開発を行った、細田聡史博士、「イプシロン」プロジェクトマネージャの森田泰弘博士など様々な宇宙の専門家の方の話を聞かせてもらうことができ、本当に良い経験をすることができました。
今回作成したミッションは、来年の三月に開催される、日本天文学会の「ジュニアセッション」で発表できるようなので、次回につなげられるように頑張りたいです。